就業不能保障保険:「まさか」は「いつか」になるかも!病気やケガで働けない、その時あなたは「どうする」?
- 西川 浩樹

- 9月17日
- 読了時間: 4分

突然の病気や予期せぬケガで、もしも長期間働けなくなってしまったら、あなたの生活はどうなるでしょうか?収入が途絶え、治療費や日々の生活費の不安に直面することは、誰にとっても大きな心配事です。今回は、そんな「もしも」の事態に備え、働くあなたを経済的に支える心強い保障「就業不能保障保険」についてご紹介します。
働くあなたを支える3つの安心
この就業不能保障保険プランは、特に働き盛りの皆さんが直面しがちな3つの「もしも」に対応できるよう設計されています。
1. ガンなどの重い病気で入院し、働けなくなってしまったら…
もしガンなど特定の病気で入院された場合、入院日数にかかわらず、一時金が支払われます。 このまとまった一時金は、急な治療費や当面の生活費、ご家族のサポートなど、多岐にわたる費用に充てることができ、大きな安心につながります。 (※悪性新生物(ガン)の保障は、ご契約の責任開始の日からその日を含めて91日目から開始します。また、「上皮内新生物」は対象外となりますのでご注意ください。)
2. 病気やケガで、長期間働けない状態が続いてしまったら…
ガンに限らず、一般的な病気やケガが原因で、61日以上働けない状態が続いてしまった場合、給付金が毎月支払われます。 長期にわたる療養期間中も、毎月一定の収入があることで、経済的な不安を軽減し、治療に専念できる環境を整えることができます。 (※精神疾患を直接の原因とする就業不能状態はお支払いの対象となりませんのでご注意ください。)
3. ガンなど特定の重い病気で、長期間働けない状態が続いてしまったら…
上記2.の給付金に加え、ガンなど特定の病気が原因で61日以上働けない状態が続いた場合、給付金を「ダブル」で毎月支払われます。 重篤な病気は、治療期間が長引くだけでなく、専門的な治療や高額な薬が必要となるケースも少なくありません。この「ダブル」の給付があることで、より手厚い経済的サポートを受けられ、安心して治療に専念し、回復への道のりを歩むことができるでしょう。 (※悪性新生物(ガン)の保障は、ご契約の責任開始の日からその日を含めて91日目から開始します。また、「上皮内新生物」は対象外となります。精神疾患を直接の原因とする就業不能状態はお支払いの対象となりません。)
具体的な給付のイメージ:胃がんで入院した場合
たとえば、もしあなたが胃がん(悪性新生物)で入院し、その後長期間働けない状態になったらどうなるでしょうか?(基準給付金月額/特定就業不能基準給付金月額:50万円、5疾病入院・特定手術給付金額:1,000万円の場合)。
• 入院開始時: 胃がんと診断され入院した場合、入院日数に関わらず、一時金として1,000万円が支払われます。この一時金は、治療の初期費用や、入院中の家族の生活費など、急な出費に柔軟に対応できるため、精神的な負担を大きく軽減します。
• 長期の就業不能状態: もし胃がんが原因で61日以上働けない状態が続いた場合、毎月、就業不能給付金と特定就業不能給付金が「ダブル」で支払われます。 このプランでは、就業不能給付金として月額50万円、特定就業不能給付金としてさらに月額50万円、合計で毎月100万円の給付が受けられることになります。これにより、長期にわたる収入の途絶をカバーし、安心して治療と療養に専念することが可能になります。
データが示す「長期療養」の現実
「まさか自分が長期間入院するなんて…」そう思われる方もいるかもしれません。しかし、現実には多くの病気で長期の療養を余儀なくされるケースが存在します。
厚生労働省のデータ(2020年)によると、胃がんの入院では、約10人に1人以上(10.2%)が61日以上の長期入院となっています。多くの人が短期入院で済む一方で、長期にわたる療養が必要となるケースも少なくないのです。
さらに、他の重い病気でも、長期入院の可能性は決してゼロではありません。
• 大腸がん:2.1%
• 脳梗塞:1.7%
• 慢性腎不全:8.6%
• 急性心筋梗塞:4.3%
• 乳がん:0.7%
• 肝硬変:24.6%
これらの病気で61日以上という長期の入院を経験する方々は、数字以上に深刻な状況に直面しています。例えば、肝硬変では約4人に1人(24.6%)が、慢性腎不全でも約12人に1人(8.6%)が長期入院を余儀なくされており、これは決して他人事ではありません。長期の入院は、高額な医療費だけでなく、その間の収入減少や家族への負担など、多方面にわたる経済的、精神的な重圧をもたらします。もし、あなたが会社の重要なポジションを担っていたり、自営業でご自身の労働がそのまま収入に直結する立場であったりすれば、その影響は計り知れません。
未来のために、今できること
病気やケガで働けない期間は、何よりも治療に専念したいものです。経済的な不安がその妨げになってはなりません。この就業不能保障保険プランは、そんな時にあなたの生活を支え、安心して治療に専念できる環境を提供します。
「もしも」の時に「働く」あなた自身と、あなたの家族を守るために、ぜひ一度、具体的な保障内容を詳しく確認してみてはいかがでしょうか。




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